ここがすごい!金属加工の技術

金属を酸で洗う、その名も酸洗い

金属を加工する時に使われる技術で"酸洗処理"があります。その名の通り酸を用いて金属の表面に付着する物を除去するために行われます。酸の中に金属を浸すことで錆取りが出来るので、金属加工を行う上で大切な処理となっています。研磨作業などの効率化にもなるので、光沢を出したい時にも前処理として必ず必要な工程なのです。そんな大切な作業ではありますが、酸洗いされた金属は非常にデリケートな状態となり、錆などが発生する可能性も十分にあるので速やかに作業をするように心がけましょう。また、酸は劇物であるため使用する際は取扱や換気だけでなく処理後の排水にも注意しなければなりません。そのまま下水に流すと大変な事態になりかねません。

歴史のある加工方法、エッチング

エッチングと呼ばれる加工方法がありますが、古くから行われており写真などでも利用されています。エッチングは専用の薬品へ漬けて、不要な部分を腐食させることでステンレスや銅板などに文字やデザインを浮かばせるという技術です。この技術を利用して、プレートなどの金属への印字をしたり、配線基板や集積回路といった基盤を作る際にも利用されています。金属を加工する技術は科学を応用して出来る高度な技術なのです。ただ、エッチングは必ずしも専門の工場がなければ出来ないというわけではなく、家庭でも道具さえ揃えばオリジナルの金属製品を作ることが可能です。使用する薬品には劇物など注意が必要な物が多いので、適切に扱いましょう。