エッチングとは?どういう工程が必要か?

エッチングの技術紹介

エッチングとは、化学薬品を使って表面処理を行うことで防錆効果を得たり、μレベルの寸法で調整することでバリの除去などを行います。応用事例として、残留応力を除去してプレス前の加工として用いられます。表面がきれいになるので検査の目的としても使われます。原理は、酸性の液体を使って金属を溶かすということを応用しています。精密部品に使うことで、部品精度を上げたり、バリなどの脱落を防止して動作に影響がないようにしたりなどいろいろな目的でつかわれています。使われる産業も多彩で、機械加工や半導体製造だけでなくステンドグラスといった工芸品にまで応用されています。使われる薬品やその使用条件によって各社がノウハウを持っており技術を競っています。

人気のある酸洗いの工法

エッチングの中で最もよく使われるのが酸洗いです。シンプルな工程で酸性の液体に製品をつけることで処理が実施されます。無人で処理ができるのでランニングコストがかからないことと一度に大量の製品を処理できますので効率的です。さらに、人や機械の手に届かないとこまで液体が入り込むので広い範囲を処理できるのも魅力の一つです。注意点としては、μオーダーでの変化ですので前工程の素性をしっかりしないと安定した仕上がりができないので試行錯誤で条件を決めることがポイントです。酸性液体は環境や人体にも悪影響を与えますので、手順書などでしっかりと管理を徹底することも重要です。換気設備などをしっかりしないと災害につながります。

熱処理された金属を硫酸や塩酸に漬け、表面の酸化皮膜やサビなどを取り除くことを、酸洗と言います。ツヤ出しやメッキ加工を容易にするために行われます。